リクルート広報としてキャリアを築きながら、自分らしい生き方を実現するワークライフバランスの保ち方とは

株式会社リクルートマーケティングパートナーズの広報・全社組織活性PJTの全社プロジェクトリーダーとしてご活躍されていらっしゃっていた桑原史帆(くわはら・しほ)さん。現在は同社広報としてキャリアを築かれている桑原さんですが、もともとリーダーという役割には強い苦手意識があったそう。21世紀を生きる女性のためのレッスンクラブSHElikesでのご登壇に先立ち、ご自身の今までとこれからのキャリア、そしてワークライフバランスをどのようにデザインされているのか、お伺いしました。

1. 新卒でリクルート入社後から、プロジェクトリーダーに至るまでの6年間

ーこれまで、どのようなキャリアを積まれてきたのかお聞かせください。

新卒で(株)リクルート(現・(株)リクルートホールディングス)に入社後、『ゼクシィ』の営業として岩手県に配属されました。そこではドレスショップを担当し、集客・ブランディング施策のソリューション提案を行っていました。2013年に首都圏へ異動してからは、ドレス領域の営業に加えて商品企画をしていました。そして翌年の2014年からはコーポレート広報として、社内・社外広報を担当し、PRや社内報制作に携わっています。
また、OneRMPプロジェクトリーダーとして、企業理念の浸透やRMP全社の組織活性を推進しており、その一貫として 新規事業コンテストNewRING byRMPの企画・運営も手がけています。

ーリクルートでキャリアをスタートさせた桑原さんですが、就職後間もない頃はどのようなお気持ちでしたか?

営業という仕事が初めてだったのと、岩手配属ということで最初は迷いや不安だらけでした。でも、目の前にいる人から逃げないこと、悩んで、もがいても動き続けることをやめないと決めた時から、世界の見え方が少しずつ変わり始めた気がします。

「仕事の必需品は、大きめノートとお気に入りのペン。どんどん書いて妄想を広げるところから新しい仕事が始まります。」

ーご自分を変えたことで、世界の見え方も変わったのですね。一見、華々しいご経歴のキャリアウーマン、という印象を受けますが、ご自身で何か苦手とすることや課題はありましたか?

昔はとにかく自分に自信がなく、不安な気持ちが強かったので一人でいることも苦手でした。一方で周りを信用する気持ちも薄く、自分ひとりで戦っている感覚を持っているという矛盾。自分のことも、周りのこともなかなか信じることができませんでした。
でも、定期的に自分の人生を振り返り、自分の人生を自分でポジティブに評価し直すことを心掛けてから変わったように思います。私の場合は仕事に打ち込みちゃんと向き合い成果を出すことで、結果的に気持ちが安定し、私生活もうまくいくようになりましたが、プライベートでも運動を習慣にし、自分の身体と対話するようにしたことも大きかったと思います。

2. リーダーという役割に対する強い苦手意識を乗り越えた先にあったのは、人間としての成長 

ー入社6年目という桑原さん。これまでに、お仕事でどんな困難に直面したか教えてください。

ぶつかった壁はたくさんありますが、なかでもリーダーという役割を任されたときに一番苦労しました。昨年プロジェクトリーダーとして働いていましたが、ここに至るまではリーダーという役割にとても苦手意識を持っていました。
初めて苦手意識を持ったのは、高校のテニス部時代の出来事がきっかけです。とても厳しい部活で、一生懸命努力を続け、引退試合直前の大事な試合で、試合当日他のメンバーにボイコットされてしまったんです。私に対する不満の気持ちからの行動でした。とても悔しく、悲しい経験で、それ以来リーダーという役割に強い苦手意識をもつようになりました。
この苦手意識は社会人になってからもなかなか消えることはありませんでしたが、自分の考え方を変え逃げずに向き合えたことで昨年ようやく、リーダーとして少しだけ自信を持つことができました。それまでは、とにかく結果主義の厳しいリーダーでしたが、「チームメンバーが安心できる環境作りが一番大切だ。」と気付いてから、先に自分の弱みを見せたり、雑談を多く取り入れたりと、チームへの接し方を変えました。その結果、チームメンバーが生き生きと働ける良いチームをつくることができたんです。
今度はこの学びを活かして、会社全体を安心安全の場にしていきたいと思っています。

「疲れた時はお花を飾って癒されます。」

ーこれまでたくさんの困難にぶつかってきたという桑原さんですが、辛い状況に果敢に立ち向かってきたからこそ、学べたことや見えてきたことはありますか?

自分の視野を広く、時間軸をいかに長くもてるかというのは非常に大切だと感じています。時間軸を長くもつ、というのは短期的に見ると大変だったり悩む出来事も、3-5年後の自分のありたい姿を考え直すことで、私は一喜一憂しなくなりました。また、自分自身のありたい姿を忘れない・手放さないことの重要さにも気づきました。
そして何よりも、人間的に少し成長できたと思います。自分は何者で、何のために生きるのかの答えなんてないけれど、それを自分で意味づけしています。そうすることで、『自分だけの』人生を生きられるようになってきた気がします。

3. ワークライフバランスを保つ秘訣

ー現職でご活躍されている一方、プライベートではご出産を控えている桑原さん。どのようにお仕事と私生活のメリハリをつけているのでしょうか?

仕事の終わりの時間を決め、18時には必ず退社するようにしてます。私にとってはライフもワークもどちらも大事。どちらにも充分な時間を費やすことで双方にとってプラスの効果があると思っています。

「旅行で新しいものを見るのが大好き。年に2回は長期休暇をとります。」

ーご自身の時間をしっかり確保されているんですね。お仕事後や休日のリラックスタイムはどのように過ごされていますか?

自分がやりたいと思ったことをして過ごすようにしています。妊娠前はジムに行くか、友人や家族と食事をすることが多かったですね。妊娠してからは家でゆっくり料理をしたり、映画をみたりしています。休日は旅行や勉強会に行くこともあれば、家でのんびりする日もあります。

「気の置けない友達とホームパーティーで喋りまくるのもストレス解消法。」

ー仕事で忙しく、自分磨きの時間がなかなか取れないという女性へ、アドバイスはありますか?

回数やスパンを決めて、日々の中で意識的に自分の時間を確保するようにしています。決めないとついつい何かに終われて時間を確保できなくなってしまうので・・・。例えば私の場合は、月に1回はネイルサロンに行く、週に3回はジムに行く、などと自分で回数を決めて仕事の組み立てを行っていました。

4. ワーク”アンド”ライフの目標、「自分らしい人生を歩める社会を創りたい」

ーここまでワークライフバランスについて分けてお話しいただきましたが、ワークとライフどちらにも関連する共通の夢や目標、将来のビジョンはありますか?

誰もが自分らしい人生を歩める社会を創る一助になりたいという思いが非常に強く、仕事での目標でもあり、人生の目標でもあります。まずは、現在自分が働いている場を、そういう会社にしたいです。
私自身は、「自分らしさってなんだろう?」ということで20代相当悩みました。25歳くらいのときは、とにかく自分に自信が持てず、「自分らしく」生きられていませんでした。今思えば、周りと自分を比較したり、他の人からどう見えるかを気にしすぎてたのだと思います。「本当に自分が大切にしたいことは何か?」を考えきれていなかったり、逆に目の前のことを精一杯頑張りきれていなかったりしていたように思います。そういった人たちが自分らしく生きられるような社会を創っていきたいです。
そんな人生をおくる上で、桑原さんが大事にされていることを教えてください。
自由でいること!思いついたら行動すること!後悔しないこと!この3つを大切にしています。
人生は一度しかないので、『やり直し』『もう一度』『もしも』という選択肢はありません。後悔のないように生きたいと思っています。

「いきいきとお話しくださる桑原さん」

ー最後にSHEshares読者に一言、お願い致します。

明日からできる一歩を変えだけで、それがゆくゆく人生を変えるかもしれません。

ー桑原さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。

▷桑原さんのレッスン情報

そんな桑原さんがSHElikesのレッスンにご登壇されます!

SHElikesのサイトからご予約が可能ですので、ご興味ある方は是非サイトをご確認下さい。

レッスン名:「自分らしい人生をデザインするライフデザイン講座

開催日時:2017年10月7日(土) 10:00~12:00

開催場所:SHElikes 表参道教室(※表参道駅から徒歩5分の場所です)

申し込みはこちら:http://she-works.jp/likes/?utm_source=owndmedia&utm_campaign=interview&utm_content=20171004_001

▷編集後記

一見、順風満帆に見える桑原さんのキャリアですが、ここまで到達するまでに立ち向かった障壁と当時の心境、乗り越えた先に見えたものをお話しいただきました。お仕事とプライベートを両立させるだけでなく、どちらも相互に効果的に作用させていらっしゃる姿勢はまさに21世紀を生きる女性の理想像だと感じました。どちらかだけに片寄るのではなく、ワークアンドライフの目標をお持ちのしなやかな女性という印象を受けました。

SHEshares編集部 和田


桑原史帆(くわはら・しほ)

(株)リクルートマーケティングパートナーズにて、全社プロジェクトリーダーとして、社員が「自分らしいビジョン」を描くワークショップを多数実施。
組織変革ファシリテーターとして、企画設計~運営~ファシリテートまで手掛ける。
また、コーポレート広報も兼務し、社内外の様々なコミュニケーションプラン・PR活動も推進。
自身も20代後半、キャリア・結婚・出産に悩んだ経験から、アラサー女子向けワークショップも開催するように。

0コメント

  • 1000 / 1000