「ルーツを活かして」日中美容研究家に至るまでの模索

ご自身のルーツである中国と、日本の美容の良いところを効果的に取り入れる日中美容研究家として活動している濱田文恵(はまだ・ふみえ)さん。日々、各種メディアで美容情報を発信しているほか、セミナーでのご講演や個人向けのメイクレッスン・自分磨き美容塾『linome』の運営なども精力的に行っていらっしゃいます。現在では15種類以上の美容系資格を取得されている濱田さんですが、美容への道へと歩まれたきっかけは、新卒時の激務やストレスから起こった肌荒れを治そうとしたこと。
ご自身の肌荒れを治すために始めた美容研究が、今では職業に。21世紀を生きる女性のためのレッスンクラブSHElikesでのご登壇前に、今のご職業へ通じた様々な『きっかけ』についていきいきと語ってくださいました。

1.「日中美容研究家」とは

ー日中美容研究家として活躍されていますが、どのようなご職業かお聞かせください。

日中美容研究家とは、中医学と、西洋をベースにした日本医学の両方からアプローチし、より綺麗になれることを提案するという職業です。美容は学べば学ぶほど、インナービューティーにいきつきますが、そのインナービューティーは中医学に基づいてることが多いと感じます。そのため、自分の出身の中国の美容の知識とひも付けて、日々美容を研究しています。

ー中医学にあまり馴染みのない方のために、日本とは異なる考えを一つ教えてください。

日本の女性は生理中でも、アイスを食べることがありますよね。でも、中国の女性は、身体を冷やさないように絶対に生理中にアイスを食べません。なぜなら、生理中にアイスを食べると、血の出が悪くなっていくんです。中国の女性は誰でも知っていることですが、日本では「冷たいものは生理中に摂らないほうがいい」という認識で終わっていて、その根拠を知らないんです。そういったインナービューティー、身体の内部に目を向けているのが中医学の特徴です。

ー新卒時、一度はWebデザイナーとしてご就職されておりますが、どのような経緯で美容の道へ歩まれたのでしょうか。

当時、Webデザイナーの仕事は本当にストレスになってしまっていました。そのため、就職して3か月で辞職し、転職しました。

「当時のことを振り返ってお話される濱田さん」

ースピード感のあるご決断ですね。転職先はどのような業界を選ばれたのでしょうか。

もっと美容に関わりたいと思っていたので、資格を取ってから化粧品を企画開発から広告まで一貫して行う広告代理店に転職しました。会社に行きながら、1年ほど会社のあとに専門学校に通って、片っ端から美容について学びました。知りたいと思ったら学校に行くという感じで、ヘアメイク、パーソナルカラーやドレープ、メイクセラピーの学校、と次から次へと勉強しました。

2.自分の気持ちに素直に着実に

ーフルタイムで働きながら勉強を続けられた濱田さんには、美容への強い関心があったと思いますが、勉強に熱中できた理由がほかにもあれば教えてください。

もともと本が好きなので、文章を読むこと自体は苦ではなく、全然辛くありませんでした。本の中には矛盾したところもあって、その矛盾を探ることが面白いんです。唯一の答えはないこともあるから、実際どうなのかということを研究家として突き詰めていたいんです。

「探求するのが好きとお話する濱田さん」

ー広告業界から美容に携わるお仕事をされていた濱田さん。美容ライターとしてお仕事を始められた理由をお聞かせください。

ずっと美容をやってきたということを発信したかったんです。私は4年制大学を卒業し、Webデザイナーとして働いておりました。自分だったらそのような経歴の人からメイクや美容を教えてもらうのは不安だと思いました。それはよくないなと思って、私が何をしている人かを覚えてもらうためにまずはブログを始めました。その後も、目の前にあることをひとつひとつやってきて、美容家としての仕事をいただけるようになりました。

3.自分のルーツを見つけるには、まずは行動を

ーご自身のルーツを生かされ、「日中美容研究家」として活躍されていますが、そのエピソードをお聞かせください。

自分のルーツは、新しい知識や習慣を知る度に、再確認して出てきました。
学んでいることと、小さい頃に親から言われたことが共通していることに気づいて、「じゃあ、私だからこそできることってこれだろうな。」という感じです。インナービューティーに関して学ぶと、ごくたまに、東洋の考えを紹介してくれる方がいます。私にとっては今まで普通に当たり前にあった考えが、「ああ、知ってる、これ親が言ってた。」となるのが面白かったんです。

SHElikes表参道教室にて撮影

ーこれから自分のルーツを見つけようとしている読者へ、ルーツ探しのポイントや気をつけること、アドバイスがあれば教えてください

とにかく面白そう、楽しそうと思ったことは全部やってみていいんじゃないかなと思います。ただ行動するだけで、世界が全然変わってきます。でも、「こうしてみたら?」と言われても、実際に行動に移せる人が少ないし、行動に移してもできない人が多い。できる・できないを最初に頭で考えてもわからないんじゃないでしょうか。初めから正解を見つけようとするから立ち止まってしまうと思うんです。やってみて初めて、これは合う・合わないというのがわかるので。私もWebデザイナーを、合うかもしれないと思ってやり始めたけれど、やってみて違ったから辞めています。もしやっていなかったら、いまだにWebデザイナーという道もあるかもしれないなと思っていたかもしれません。頭で考えて、自分の向き不向きを考えるよりも、まずは行動するべきだと思います。行動して、知らなかったこと知ってみて、そのなかで見えてくるものがあると思うんですよ。

ー具体的に気軽にとれる『行動』があれば、教えてください。

私は本屋さんに行きます。美容のコーナーから、全然関係のないキャンプのコーナーを見たりして、はじからはじまで見ます。面白いタイトルのつけ方やこんなことがあるの?っていうことを知ることができ、色々な視点を吸収できるんです。ルーツを見つけたいなら、本を『買いに行く』という目的ではなく、全く興味のなかったことや知らなかったことを本屋さんへ『知りに行く』だけでも、違ったものが見えてくるかもしれません。

ーそれでもやっぱり行動できなかったり、ためらっている読者の方もいらっしゃるかもしれません。そんな方々へ向けて、アドバイスをいただけますか。

行動に移せる人と移せない人の差って「小さなきっかけ」があるかないかなんですよ。でもきっかけなんて自分で作れるし、理由はなんでもいいので、何かにこじつけて変わればいいんです。変わるって緊張すると思うし、人に言うのも恥ずかしい。でも、変わることに恥ずかしさを覚えるか、何もしないで終わるかなんです。勇気を出すためにもきっかけを見つけて、それが難しいなら、この記事や、私のメイクレッスンなど私という存在をきっかけ、言い訳、理由にしてもらいたいです。まずはやりたいことをやってみてほしいと思っています。

「『やりたいことをやってみて欲しい』」

4.きっかけを見つけ、輝くために

ーここまで、きっかけの大切さについてお話いただきました。人生で一歩踏み出したい読者の方へ、エールを込めたメッセージをお願いします。

小さなきっかけから、私は現在までの道のりを歩んでいます。美容を学んで『みた』というだけで、『学ぼう』と思ったのではありません。『やってみた』くらいの感覚でやったことです。私も、Webデザイナーのときにはストレスを抱えて、いやいや仕事をやっていました。そこで、肌荒れを治すために美容を学んでみたんです。新卒で就職後3ヶ月で会社を辞めた人でもできるなら、現在頑張っている皆さんならできる!と捉えてもらえたら嬉しいです。

▷濱田さんのレッスン情報

そんな濱田さんがSHElikesのレッスンにご登壇されます!

SHElikesのサイトからご予約が可能ですので、ご興味ある方は是非サイトをご確認下さい。

レッスン名:「20代のうちに知っておきたい、女性の体との付き合い方

開催日時:2017年9月9日(土) 13:00~15:00

開催場所:SHElikes 表参道教室(※表参道駅から徒歩5分の場所です)

申し込みはこちら:http://she-works.jp/likes/?utm_source=owndmedia&utm_campaign=interview&utm_content=20170908_003

▷編集後期

「日中研究家」のご職業の通り、美容に対する熱意や知識欲をとても感じました。「探求していくのがすき。」と笑顔で話す姿勢は、培ってきたものに裏付けされた美しい自信を感じました。自身のルーツを掘り下げてご活躍する姿は本当に輝いていました。

SHEshares編集部 和田

濱田文恵(はまだ・ふみえ)

日中美容研究家。
自身のルーツである中医学をベースに東洋と西洋を組み合わせた「美養法」を提唱。インナービューティーやコスメにまつわる美容系の資格を多数持つ美の探求者。

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